震災で暗い話題ばかりの中、お気に入りのサイト、new scientistでは、
日本の原発問題に関して、出動したロボットの話ばかり掲載していたのだった。
テクノ進歩主義的な思想を持つ傾向にある人にとっては危機的な話題そっちのけで、
本気で精度・安定性が求められるという作業に対しての、ロボット産業の現在位置を見れる
ということでテンション上がり目な人もいただろう。
それに触発され、少し前に購入していた、あの「戦争請負会社」の著者による「ロボットによる戦争」
を読んでみた。
[reading log] "ロボット兵士の戦争" P・W・シンガー
[reading log] How to become smarter book review
kindleで読む洋書を米アマゾンであさっていたところ、
というタイトルはベタだが中身は
いかにも現代風の良書を発見したので少し紹介したい.
エンハンスメントとか次世代教養に関するテーマの本を漁っていた際に発見した、関連書籍だったと思う.
なので、よくあるノウハウや持論から来るコツをたらたら述べている本でなく、
知能増強とかきわどい話を期待してみて読んでみたが、それを比較的裏切らない内容だった.
論理療法による3分間セラピー: 3分で悩みを書き出すライフハック
2011年の目標として、"悩んだり迷ったりして無駄にする時間を減らす"というものを設定した.
このボトム部分の強化により、本来の目的である生産性アップに自ずと繋がると見ている.
そんな折、上記目標を達するために有効な方法はないか考えていたところ、
論理療法などセルフ・コントロールの手法をライフハックの一環として用いようと思い当たった.
論理療法や認知療法を意識するようになったそもそものきっかけは、Mind パフォーマンス Hacks —脳と心のユーザーマニュアルを読んだことだ.(結構前に出ていて今さら感はあるが..)
上記目標に近づくための方法論などないかと,安易な道を探す過程で前から気になってた本書をちゃんと読んでみた.
以前読んだときは、exsoslf, outlook, 呼吸法, obric strategies, lojbanなどインパクトのあるhack満載で、ただ単純に面白く読んでいただけだった.
読み直してみると、論理療法の紹介部分は目的に最適と思われ、
さっそく取り入れてみようと思った次第だ.
そんな私のような、療法ビギナー?の人間にお勧めの書籍が、こちらの、
論理療法による3分間セラピー 考え方しだいで、悩みが消える
だ.こちらを紹介したい.
[reading log] ジャロン・ラニアー: 人間はガジェットではない
英語で気になっていた、ジャロン・ラニアーによる人間中心主義の提言書「人間はガジェットではない」が、ついに邦訳された.こういうところを突いてくる辺り、ハヤカワ新書の一歩先に行っている姿勢を出す頑張りに、好感が持てる.
ざっくり内容、合わせて読みたいリンク、注目したい点についてまとめておく.
[reading log] Corders at work
Coders at Workを読んだ.
著名なプログラマーによる著名なプログラマーへの,
プログラミングに関するインタビュー集といった内容.
実録!天才プログラマー が面白かったので、同系統で期待できると思い、購入。
インタビューアーは実 践Common Lispの著者,
答え手は,
Guy Steele(Schemeの共同開発者),
の主要設計者),
Peter Norvig(実 用 Common Lispの著者で現在G
Simon Peyton Jones(haskellの共同開発者,GHCoogleの研究者),
Dan Ingalls(smalltalkの設計者),
Donald Knuth,
他多数..
と誉れ高い方ばかりのようで名前だけでテンションが上がる.
インタビュー形式で、以下のような質問中心に話が進む.
- 何からプログラミングを始めた?
- どうやってプログラミングを学んだ?
- 公式な教育を受けることは重要?
- いいプログラマーの条件とは?
- どの言語は優れていて、どの言語がひどいもの?
- プログラミングスキルを延ばすために、他に必要なスキルは何?
- コーディングするときのアプローチはトップダウン or ボトムアップ?
- 他のプログラマーを協業するときの良い方法は?
etc... ここに挙げたのはあくまで一例で、他にも多種多様なプログラミングに関する質問.
勿論、あらかじめ用意している同じ質問を全ての人物にしている訳ではない.
それぞれの答え手に沿って会話が進むよう,準備に大きな労力を払っていると思われる濃さだ.
哲学的な事からツールの使い方まで、
多くのプログラマーが気になるであろう質問を次々と繰り出している.
同時にインタビューアーが優れたプログラマーであるためか、
答え手も能弁、本音が素直に出ているようで、非常に刺激的な会話が続いている.
一人分が、約40ページある.結構な量だと思う.
答えてのターンが、2ページ弱に渡っていることなどもある、
なかなか見られない量であり、ただのインタビュー/回答とは違う.
どんなレベルの方が読んでも参考になるような、考え方・方法論・哲学が詰まっていると思う.