きれいなソースコードを書くために必要な、たったひとつの単純な事
そのソースコードが汚い理由:共通した根源的な間違い
ちょっと前の人気記事っぽいが今さら読んでみた。
注目した点は、正しい名前を付ける・維持する姿勢養成ギプスとしてhaskellを推奨していること。
haskellは少しかじっていた自分は、その宣言性の高さからくる、上記著者の主張する効果を強く実感している。
自然と名前付けに苦労する時間が増えた結果、正しい名前へのこだわりが増した,という方が正しいかな。
そんな事を考えている折、FORTHという言語を最近、今さらながら知った。
ちょうど近日読んだ本、「言語設計者達の考える事」にてだ。
そこでFORTHの作者の話があり、同記事の正しい名前の重要性の主張と、FORTHの言語思想が重なり合って感じたため、よい定義スタイル養成のためにこの言語に注目してみたい。
# その後見た同記事のブクマコメントでも少し語られていたこともきっかけとしてある。
[paradigm] [Forth] 正しい定義を積み上げていくというプログラミングスタイル
[python] 辞書にmap()のような走査関数を適用したい
pythonを使っているとやたらと辞書を使うようになる。
そしてmapの写像という概念を心地よく感じる人間は、辞書に対して近しい走査関数がないかと思うようになる。
ここでは例として、「辞書の全ての値をunicodeに変換する」という問題を例に考えてみたい。
アプローチとして、自前の簡易版とfunctionalモジュールのmapdictの紹介をする。
[python] csvモジュールのDictWriter使用時にヘッダーを挿入したい
pythonのcsvモジュールのDictReader,DictWriterは便利で、よく使っている。
直感的に値操作できるので、とかく原始的である、csv利用場面に少しの安らぎをもたらす。
文字コードに悩まされる場面が多いと思うが、それはどこでも付き物かな。
そんな頼もしい輩、DictWriterを使用した時、期待を裏切られた。
単にfilednamesと書き込む辞書データを渡しただけでは、ヘッダーが挿入さないという。
かつ、方法もドキュメントではぱっと見、明示されていない。なのでメモ。
[reading log] "ロボット兵士の戦争" P・W・シンガー
震災で暗い話題ばかりの中、お気に入りのサイト、new scientistでは、
日本の原発問題に関して、出動したロボットの話ばかり掲載していたのだった。
テクノ進歩主義的な思想を持つ傾向にある人にとっては危機的な話題そっちのけで、
本気で精度・安定性が求められるという作業に対しての、ロボット産業の現在位置を見れる
ということでテンション上がり目な人もいただろう。
それに触発され、少し前に購入していた、あの「戦争請負会社」の著者による「ロボットによる戦争」
を読んでみた。
[小ネタ] かわいいコード
とあるコードを読んでいたら、絵的になんかかわいかったのでメモ。
IGNORE = ('_', '.')
コンテキストは特に解説しない。
かわいいコードコンテストとか開催されてないかな。
How to become smarter のサマリーのサマリー
前回のエントリで、紹介した本、How to become Smarterの各チャプターのサマリーを紹介。
サマリーを忠実に抜き出している訳ではなく、私的にポイントを思われるところをかいつまんでいるだけです。
[reading log] How to become smarter book review
kindleで読む洋書を米アマゾンであさっていたところ、
というタイトルはベタだが中身は
いかにも現代風の良書を発見したので少し紹介したい.
エンハンスメントとか次世代教養に関するテーマの本を漁っていた際に発見した、関連書籍だったと思う.
なので、よくあるノウハウや持論から来るコツをたらたら述べている本でなく、
知能増強とかきわどい話を期待してみて読んでみたが、それを比較的裏切らない内容だった.
論理療法による3分間セラピーを3秒で:org-rememberによるプチセラピー
前回、論理療法による3分間セラピー: 3分で悩みを書き出すライフハックと簡易論理療法の紹介記事を書いた.
この3分間セラピーはネガティブな思考を書き出す事がポイントだったが、
今回はこの具体的に書き出す方法を紹介する.
その方法はずばりEmacsのorg-modeの活用だ.
論理療法による3分間セラピー: 3分で悩みを書き出すライフハック
2011年の目標として、"悩んだり迷ったりして無駄にする時間を減らす"というものを設定した.
このボトム部分の強化により、本来の目的である生産性アップに自ずと繋がると見ている.
そんな折、上記目標を達するために有効な方法はないか考えていたところ、
論理療法などセルフ・コントロールの手法をライフハックの一環として用いようと思い当たった.
論理療法や認知療法を意識するようになったそもそものきっかけは、Mind パフォーマンス Hacks —脳と心のユーザーマニュアルを読んだことだ.(結構前に出ていて今さら感はあるが..)
上記目標に近づくための方法論などないかと,安易な道を探す過程で前から気になってた本書をちゃんと読んでみた.
以前読んだときは、exsoslf, outlook, 呼吸法, obric strategies, lojbanなどインパクトのあるhack満載で、ただ単純に面白く読んでいただけだった.
読み直してみると、論理療法の紹介部分は目的に最適と思われ、
さっそく取り入れてみようと思った次第だ.
そんな私のような、療法ビギナー?の人間にお勧めの書籍が、こちらの、
論理療法による3分間セラピー 考え方しだいで、悩みが消える
だ.こちらを紹介したい.
[reading log] ジャロン・ラニアー: 人間はガジェットではない
英語で気になっていた、ジャロン・ラニアーによる人間中心主義の提言書「人間はガジェットではない」が、ついに邦訳された.こういうところを突いてくる辺り、ハヤカワ新書の一歩先に行っている姿勢を出す頑張りに、好感が持てる.
ざっくり内容、合わせて読みたいリンク、注目したい点についてまとめておく.